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実体験!大阪拘置所から帰ってまいりました!

大阪拘置所(通称ダイコウ)での8年6月間の拘禁生活実体験!‥‥‥ 未決囚で4年・受刑者として4年6ヶ月間の ダイコウ!裏と表の実体験!

再犯は雑居房から始まる①

未決囚や受刑者の生活には集団で生活する
‘雑居房‘と単独で生活する‘独居房‘の
二種類に分かれている。

今回は表の部分(雑居房)の話を数回に分けて
書きたいと思います。

私が再犯者の多くはこの‘雑居房‘で生活し
他の犯罪者と触れ合うことで起こりうるものと
感じている。私も最初の二年程度は雑居房で
生活していたが一審判決が実刑判決になった事で
独居に入り一審判決の共犯者とされる者達の
供述調書を取り寄せ矛盾点を探す為に集中したかったので
独居房に志願し畳み二枚程度の独居房で二年余りを
一人で過ごしています。(変わった理由は他にもあるが‥)

雑居房は同房人が居てる分、寂しくは無いが
話をする事と言えばシャブ(覚醒剤)は何処のネタ?
だとかネタ食うたら何をして何処にこもるか?
などの下らない話で盛り上がったり‥(かなり笑えるけど)
詐欺の手法や自慢話で華が咲いているかのどちらか
しかない‥初めは物珍しい話なので面白かったけど
実刑になった事で‘ぬるま湯‘的、生活が後悔の種となり
その生活が‘苦痛‘と言う二文字で背中に重くのしかかって来た。

ものが真剣に考えられない!ひいては‘反省‘とは程遠い生活と言え
以前にも記載しましたが犯罪者の交流の場となる保養所なのです。
当然、私も反省なんてしていなかったし、する気持ちも無かった。
実際、隠語に始まり随分と犯罪の手法を覚えてしまった(笑)。

朝は7時50分に起床のベルが鳴り20時50分に就寝のベルが鳴る。
充分すぎる睡眠と不健康な話をしながら差し入れの
ホヤキ(お菓子の略)を食べブクブク太る。この繰り返し!

刺激が無い生活‥犯罪者に取って‘致命的な日常生活‘。
話だけでは当然、底がつき‘イジメ‘が横行していたり
造酒計画や煙草製造計画を立て珠入れをしたりして
社会復帰を心待ちに過ごすのです。これが記憶の中の雑居房!

造酒製造・煙草製造・珠入れ
については次回‥ つづく

☆コメントの回答??

正直、実刑になった時は今まで感じたことの無い
悔しさと焦燥感で全身の力が抜け落ちた事を
今でも覚えています。相当落ち込みましたよ。

だけども落ち込んでいる場合でも無かったし
前向きになり控訴審に掛けるしかないと
一審判決(二審判決も同様)終了後は気持ちを
切り替える様にしていました。

裁判を維持するに辺り両親が三人の弁護士を
雇ってくれていたので、目の前の現実に目を背け
落ち込んでいたら申し訳ないし
兎に角、辛くとも頑張るしか無かったですね。

上告審そして異議申し立てまでもが棄却された時は
‘今まで家族に迷惑を掛けてきたこと‘
‘知らず知らずの間に人を傷つけて来たこと‘
そんな過去の‘しわ寄せ‘でこんな事になった!と
思うようにして刑期を務めていましたね。

再審はしません。意味が無いし。仕事が忙しいし。

そして仕事や生活に不自由は感じていません。
勤め人でしたら感じたかも知れませんが‥
幸いにも自営業でそれなりに生活が出来ていますので

ばれることは無いと思いますが敢えて隠しもしないし‥
過去は全て未来への力となり、経験と言う一生の財産です。

自分の過去に後悔は無いです!今が幸せなんで!

最終的に私を支え続けた原動力は
‘警察の不当な自白強要と暴力‘
男なら負けるわけにはいかないでしょう?

因みに‥
身内の証言はアリバイにはなりません!
恋人も同じです!殆ど認められませんよ!
それこそ酔っ払って警察にて保護されていた!
っう事で無い限りこの国はアリバイなんて代物は
意地でも認めません!!









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  1. 2007/09/13(木) 00:08:41|
  2. 表(未決囚の生活)
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