実体験!大阪拘置所から帰ってまいりました!

大阪拘置所(通称ダイコウ)での8年6月間の拘禁生活実体験!‥‥‥ 未決囚で4年・受刑者として4年6ヶ月間の ダイコウ!裏と表の実体験!

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受刑者の不正…其の④(願箋)

願箋とは所内や差入屋で販売している物品を購入する際に
記載する紙切れ(注文書)です。領地金が続く限り販売しているものは
幾らでも購入可能ですが 概ね未決収容者で平均2万円くらいは
遣うと思います。受刑者では数千円も使えませんが
極限られた役場(えきじょう、と読みます)では未決収容者の
領地金を無断で着服し好き放題に購入している持ち場がある。

何を隠そう‥未決収容者の世話役をしている衛生夫がその持ち場です。
‘そんなアホな?‘と思うでしょうが実際にこの目で見てきたし
おこぼれ(注文までしたっけ‥笑)も頂いていました。

全員が全員そんな悪事をしている訳では御座いませんが‥
僕が入所している時は少なくとも過半数の衛生夫が
未決収容者の領地金を着服し好き放題に購入して私腹を肥やしていた。

願箋は衛生夫が房内に回って集める場合と看守が房内に回って集める
場合があるけど、最終的に衛生夫がA願箋・B願箋・C願箋・大願箋と
振り分けてまとめる。その時に衛生夫が自ら記載した願箋を滑り込ませる。
もちろん自分の名前を記載できないので未決収容者の名前を勝手に記載。

これで購入申し込みは完了!

問題は受け取りなのですが‥これは実に簡単。

数日後、購買部が舎房塔の入り口に未決収容者が注文した物を置いていくんですが
その時には、まだ舎房ごとに振り分けしていないので衛生夫の作業として
配り易いように1房(号室)から14房ごとに台車に載せて配る用意をする。
その際、すかさず自ら(衛生夫)記載した他人の名前のモノを物置に隠し入り受け取り完了。

看守は全くその作業には加わる事がないので‘ゆっくり選び出す‘事ができるv
万が一、受け取りにドジ踏んでもそのまま配れば全くばれる事も無い。
未決収容者は購入願箋に何を書いたかなど余り覚えていないし願箋は指印を押せば
官が即回収なので気付く暇も無い。(指印も誰が押しても問題は無い。調べないし)

簡単な説明なので判りずらいかと思いますが簡単な方法で好き放題、他人のお金で
購入できてしまうシステムなので受刑者が悪いと言うより官がお粗末すぎるのが
全ての原因だと僕は思います。(現在はどうかは知りません)。

多くの衛生夫はチョコパイや大福餅を購入しトイレで食す。
または、他の役場に横流しして物々交換したりしていたっけ‥

僕は‘特濃ミルク8.2‘と言う飴を注文して一袋と
死刑囚から頂いた睡眠薬2錠と交換したりしていました。

舎房に持ち込むのも簡単だしダイコウは本当に隙だらけだったから
娑婆にダイコウの極秘文書を持ち帰ったツワモノも知っている。
有名人の購入願箋とか(レアな自筆サインですし)死刑囚の連行方法についての
連絡事項文とか‥ここで発表したいけど残念ながら僕自身ではないので。

兎に角、受刑者は反省もしているけど刺激がない生活なので
なんやかんやと楽しみや刺激を見つけては楽しんでいます。

記載できない事も多いのですが(悪事)‥
フィクションとして記載して見たい今日この頃です。
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  1. 2009/07/23(木) 23:16:09|
  2. 裏(受刑者の生活)
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体罰は愛のムチ?らしい…

受刑者となれば社会でどれだけ地位があろうと金があろうと
看守から見れば社会のクズ的、存在でそれなりの扱いを受ける。

その証拠に入所時に肛門にガラス棒を突っ込む!と言う
ギョウチュウ検査?見たいなものがある。
正直痛い。冬場は特に痛い。今はあるのかどうか知らないが
H4年の段階では確実に行なわれており相当な思いで経験した。
肛門に何か不正物を隠し持ってないかを検査する事も兼ねているらしいが
男としての自尊心を無くさせる為とも聞いたことがある。

肛門に入れる程、持ち込みたい物なんて実際ないぞ!(笑)


子供のような僕ちゃん看守にさえ呼び捨てで命令される事は
日常茶飯事でこれは次第に慣れるけど意味もなくケツを蹴られたり
腕を殴られるのは日によっては腹が立つ。
エエ大人にする事ではない。こっちが社会に出て働いている頃
鼻を垂らしてランドセルをしょっていた歳の差のガキンチョに

おい!○○…お前、今オレを睨んだやろ。
ナメてんのか?目を合わすな!下向いとけ!

なんて言われる。仕方がないので下を向くけど…
‘こいつ彼女にでも振られたんか?‘
それとも元いじめられっ子…なんて考えれば可哀相になる。

僕が一番、震え上がったのは真冬の風呂場で
バケツで冷水をかぶれ!と言われたこと。

正直、意味が判らなかったけどやるしかない。

もちろんタイルの上に全裸で正座し冷水をかぶる。
時間にして10分。20杯はかぶったと思う。

気が遠くなる中でカラダの震えは止まらないし
あぁ~死ぬわ…死ぬ前にこのアホ看守、殺したろ!
と本気で殺意を持ったけど震える体は思うように動かない。

おい!○○、性根入ったか?これも愛のムチや!
今後はいらんこと言うなよ!っと言われて思い出した。

看守さん達も大変ですね?毎日、塀の中でしょう?
懲役受けてる人間と殆ど変わりないじゃないですか?
同じ公務員でもピンきりで同じ様な制服を着るなら
なぜ?警察官にならないんですか? っと会話の中で
言ってしまったことが原因だったことを…

あとで良くして頂いていた看守さんに聞いたところ
警察学校を体力の無さとイジメで中退した過去があったらしい

そんなん知らんわ!(笑)でも分かったことが1つある。
その看守は本気で体力が無いことを…

体力のある奴ならバケツの冷水を自らかぶせて
仁王立ちで粋がるはずだから…

こんな事をするのは限られた一部の看守だけです。
メガネを掛けてからだがぺらぺらで相場が副担当止まりの看守…
おいおい誰かばれるわ!当時、あだ名が…ペラペラの
看守では な・いですから(笑)

看守の顔色、これが夏の暑さや冬の寒さより辛かった。
暑さ寒さは慣れれば耐えることは出来るけど看守の機嫌。わかるかい!
何処の世界でもある人間の上下関係。未だに看守が上だと思いませんけどね!!!
  1. 2008/12/23(火) 16:40:52|
  2. 裏(受刑者の生活)
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受刑者の不正…其の③(官服)

官服とは受刑者に配られる普段着と作業服の事で
ここでも力のある者は普通とは異なる普段着や作業服を
身に着けている。新品の物を常に着用たり…
ミシン工場に依頼してステッチを入れたり、袖を逆ボタンに
したりズボン裾をダブルにしたりと様々な個性で
看守にばれない程度の加工をし代わり映えのない生活をに
変化を求めて楽しんでいる。

普通の刑務所は絶対に無理だと思うけど。
ここはダイコウ…兎に角、甘い!そしてスキだらけ!

大阪拘置所のミシン工場は経理工場内にあり
経理工場は世の中の‘経理‘とは内容が違い
計算っう計算なんて無く軽作業を中心として
作業をしている。なのに…経理と名が付いている。

まぁ…在庫管理してる者もいてるので
何かしら計算してると言えばしているか?
(裏ルート入手したホヤキの数とか…笑)

でもそれは経理工場内の倉庫係りやし…
(以前、登場したK氏がその係り)

そんな事はどうでも良いけど昔は今とは違い
グレーの薄っぺらい生地で、本当に気持ちも萎えそうな色で
ザ・囚人みたいな感じの官服。今は噂では‘ウグイス色‘に
変っているらしいけど…どの道、官服なので着用すれば気持ちは萎える。

経験した人で無いと判らないことだらけですが
本当に‘反省とは無縁‘の場所が刑務所だと思う。

僕が思うに…全て単独の独房にし受刑者同士の接触を極力絶つ。
そうすれば下らない不正は無くなるし‘反省や後悔‘の念が芽生えると感じる。

どれだけ真面目な人でも犯罪者の中に入れば‘それなりに‘楽しく会話し
不必要な‘知恵や情報‘を耳にし…自分の侵した罪をこう考える時がある。

‘オレってアホやん!…そんな手があるんか?‘
‘なんで逮捕されたんやろ?次はそうしよう!‘
‘オレ!悪ないやん!‘

そんなトコなんですね!刑務所の中わ。

僕は8年6ヶ月拘束されていたんですが…中では結構
楽しくヤリながら過ごしていたし、そうしないと
心の均衡も維持する事ができなかった。

実際、再犯者になる事無く、過ごしているのは
出所して一年余りで親父が余命宣告されていたから
そんな暇がなかった事と出所後にすぐ自殺未遂したことで
自分の存在価値を知ることが出来たから今があると思っている。

長い刑期を務めた者は必ず路頭に迷う。
世の中について行けない自分に愕然とし…
自殺をしたり…再犯を犯して逆戻りしたり(戻る為に)

世の中の近代化とは裏腹に昭和初期な塀の中…
平成生まれの人が入れば必ず再犯者は増えるに違いない!

追記

文中のダイコウ用語

ホヤキ=お菓子
  1. 2008/10/12(日) 17:34:20|
  2. 裏(受刑者の生活)
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受刑者の不正…其の②(ぜんざい取込み方法)

受刑者に取って2週間に一回、配膳される‘ぜんざい‘は神の恵みで
糖分を補給できる唯一の甘味品。(相当…甘くて美味しい)
しかし未決収容者に取っては…‘おい!またこれか…‘みたいな代物で
味は‘薄くてまずい‘ 非常にまずい!!

これにはカラクリがあり‘まずくて当然!‘なんですね!


調味料の分量が受刑者と未決収容者とでは配分が違うんです…

分量の違いは‘よせ‘と言う隠語で呼んでおり
刑務官には内緒で未決収容者用の調味料を受刑者用の方に
勝手に付けたして(よせ)‘甘く‘‘小豆も多く‘仕上げているからです!

なので未決収容者の‘ぜんざい‘は薄くてマズイのですね!!

当然、調理中には看守の検食があるのですが
一番手前の大釜だけ決められた分量で作り検食も通過。(笑)
ランダムに検食すれば良いものを…(そこはダイコウ!甘いのです!)

そうやって‘よせ‘で作った‘甘くて粒粒だらけ‘のぜんざい!!。
より多く‘食したい!‘そして堪能したい!‘

取り込むには、房内の5㍑保温ポットを空にしておき
その中に入れ込むのですが…もちろん配膳中はべったり
看守が張りっているのでなかなか困難を極める荒業!…そして早業!
見つかれば‘懲罰房行き!‘そこまでして‘食いたいのか?‘
食いたいんです!そして刺激が欲しいんです。(笑)

配膳は受刑者の二人一組で行なう。その一人が‘なにかしら理由をつけ‘
看守を退き付けている間に‘取り込む!‘簡単そうでかなり‘度胸がいる作業‘。

何杯かのぜんざいは朝まで置いておき…水分を飛ばし
朝飯にあんこ状態の‘元ぜんざい‘を麦飯に掛け食す!!
これが‘また美味い!‘ おはぎみたいなモノです!(笑)

嫌いだった‘あんこ‘今では大好物で‘妻が許すなら‘…
‘是非!白米‘にあんこを乗せて食べてみたい今日この頃です!!
  1. 2008/06/20(金) 18:57:39|
  2. 裏(受刑者の生活)
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受刑者の不正…其の①(取り込み!)

‘取り込み‘とは当時、私ら受刑者の中で使っていた用語。
(‘何か?‘を看守に内緒で取り込む事なのですが…)

大抵は配膳される夕食を通常量より多めに室内に入れることを
指して‘取り込み‘と言う言葉を使っていた。

取り込みしていたものは

①カレーの時のルー
②ぜんざい

取り込む‘副食‘

①あんころ餅(通称…鉄兜)
②きな粉もち

上記が大半を占め…祭日にでる副食もその餌食になっていた。

普通の刑務所では絶対にありえない事が可能にできる大阪拘置所!
事実、奈良少年刑務所に預かりで在所していた時は不正なんて出来ないし
するような気持ちすら起きなかった。暑さ・寒さを凌ぐ事で頭が一杯で…(笑)

大阪拘置所は反省をすると言う場ではなく‘いかに楽しく生活するか‘を
常に考え‘どのように楽に暮らすか‘この(楽)文字に尽きる。
(中には反省しているものもいてるが…一瞬の気持ちです。)

調べた事は無いが 大阪拘置所の受刑者‘再犯率‘は間違いなく!!
高確率だと私は思っている。 幸いにも私は未決を合わせ8年間と言う
長期に渡り大阪拘置所で拘束されていたので‘再犯‘は犯す気にもならないし…
‘冤罪‘での拘禁生活だったので‘再犯‘と言う言葉は私には相応しくない。

そんな事はどうでも良いが(つい話が反れてしまう/笑)…

取り込みの方法については 長くなるので次回に…続く!!
  1. 2008/06/06(金) 13:05:27|
  2. 裏(受刑者の生活)
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